当社が「あいおい損保代表者」に出した

:内容証明書付き手紙:

 

契約当時、証券の代表者が小澤氏であったので小澤氏とあるが、本件の発覚した時の代表者は「瀬下 明」である


通 知 書

私は、有限会社日本雉園代表者、栗田元貞と申します。この度、当社が加入している貴社の保険に対し、あきらかに代理店及び埼玉支店に於いて重大な犯罪が行なわれました。又、この事を指摘した所、当時の埼玉支店、支店長、土居氏が理解され、保障する約束を獲りましたが、後日部長と同行し前回の約束を反故にしました。その後後任の部長に逢いましたが、契約通りの一点張りで、録音テープも聞こうともしません。最後に貴社の弁護士から「この件に付いては当方と交渉して下さい。」との事で、詳細を弁護士に説明した所、時間を下さいの一点張りで、その後全く連絡が有りません。以下、これまでの経緯をご説明致します。

1、      貴社代理店、菊地損害保険事務所の菊地氏に、盗難保険に入りたい事を伝えると「社内で検討するから時間を下さい。」と返答がある。

2、      平成5年3月13日、当時の埼玉支店長タカキワ氏と菊地氏が一緒に来社、「本部の許可が出たので、保証金額1億円の保険で店舗総合保険、一時払保険料は295千円です。」と言い、私は盗難保険という事で加入しましたが、領収証を見ると火災保険とあったので「これは火災保険で、盗難は出ないのでは?」と質問すると、支店長のタカキワ氏が「店舗総合ですから火災補償の中に盗難もセットされています。」と言い、領収証には確かに保険目的の箇所に商品と記して有り納得致しました。その時、後で書類と写真を取りに来ると言う事でした。

3、      菊地氏に、書類と写真を埼玉支店から取りに来ない事を伝える。

4、      菊地氏に、何度も書類と写真を取りに来るよう伝える。

菊地氏より「支店長から話があったので、出向きたい。」との事、当社で菊地氏の話を聞くと、「(有)日本雉園さんの場合、大口契約であり今後、美術品価格の鑑定をお願いしたいという事と、大東京火災海上としても、重要に考えておりますから、あまり細かい事を言わず、万一の時は特別にすぐ対処しますから。」という事でありました。また、後日埼玉支店、タカキワ支店長が来社の時に、「万一の時は大丈夫ですね。」と念を押しておりました。

5、      数年後の平成11217日、当社屋新築に伴い、保証金額の増額を申し出ると菊地氏と大東京火災海上保険轄驪ハ支店営業一課、課長代理、東達朗氏が来社、今迄の保険について証書を見ながら、念の為、再度確認した所、東氏の態度に不信感を抱き、会話を収録、更に、前回の保険で万一盗難の被害を受けた場合、間違いなく保証が得られるという書面を、お願いする。

6、      翌日、平成11年2月18日、元埼玉支店長タカキワ氏、東氏、菊地氏の三者が来社「当方で引受けたのは火災保険であり、盗難保険ではありません。」と、今迄の説明とは違う説明を繰り返す。

7、      この事を当時の埼玉支店長、土居氏に伝え、録音等を聞かせると、ご理解頂き、貴社が当社を騙した事を認める。通常商売ですと、数年掛けておりますから、金5百万円位には増額しているだろうが、当社が求めていた保険とは違うので、掛け金分だけはお返しいただくようお願いする。

8、      貴社の部長が埼玉支店長土居氏と決定した約束を無視し、「我々は火災保険に入って頂きました」を繰り返すのみで、全く誠意が感じられない。その後、貴社弁護士氏から封書が届く。     以上が経緯であります。  

私はこの約6ヵ月、弁護士氏の連絡を待ち色々考えた結果(この問題は単なる、当社自身の問題を越え、大きな社会問題だと思われます。)もし仮に、この保証期間内に事件が発生していたなら、我が社は倒産を致しました。

重ねて申し上げますが、この件は、一保険代理店、一支店の犯罪ではありません。大東京火災海上保険鰍ニいう会社ぐるみの犯罪行為であります。私は、この事を報道等に訴えようかとも考えておりますが、貴社社長と一度お話したいと思います。事の重大性を認識致し至急、当社迄お越し下さい。

申し添えますが、同じ被害者を出さない為、緊急にお会いしたいと思いますので、本書到着より、一週間以内にご連絡を下さい。

以上

 

平成12年3月2

 埼玉県大宮市吉野町1丁目395番地9号

 有限会社 日本雉園

   代表取締役 栗田元貞

 

 東京都渋谷区代々木3丁目25番3号

 大東京火災海上保険株式会社

   取締役社長 小澤 元殿